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ゴルフ初心者やシニアが教訓にすべき、松山英樹の左手親指の故障。防ぐ方法は?

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心配される松山の怪我

ゴルフファンが心配していた松山英樹の故障欠場。

松山英樹は、復帰時期をマスターズで万全な体調で臨むため、

次週の米ツアー、ジャネシス・オープンを欠場すると発表されました。

 

3連覇の期待がかかったフェニックス・オープン第2日、

松山英樹が、左親指の付け根付近を痛め、無念の欠場を余儀なくされたことに、ガッカリされたファンも多かったことでしょう。

松山の欠場は、日本のファンだけでなく、PGAツアーでも惜しまれていると報道されたように、

松山の米ツアーにおける存在の大きさを実感しました。

そんな松山選手の怪我は、アマチャゴルファーに良い教訓を与えてくれています。

そこで、この記事では、ゴルフ初心者やシニアゴルファーにも起こりやすい左手首の故障の原因と

防ぎ方を書いていきます。

 

Contents

手首は故障しやすい箇所

ゴルフを始めて、どこかを痛めることは、多くのゴルファーが経験します。

 

ラウンド中にアイアンでダフってしまい、手首が痛くなった。

打ちっぱなしで練習していたら、手首や指の付け根が痛くなった。

 

この記事を読んでいる方の中にも、経験者はたくさんおられるのではないですか?

 

痛みがあると、ゴルフをホ~ントに楽しめませんよね~~~!

 

ゴルフ歴40年の筆者も、腰痛から肩痛、そして、松山英樹と同じく、

左手首と親指の付け根を何度か痛めています。

 

ゴルフ初心者やシニアゴルファーにも起こりがちな手首や親指付け根の痛みと故障。

痛みが出る原因と

傷めないためのスイングなどを経験に基づいて、ご紹介していきましょう。

 

手首の痛みはプロや上級者でも

今は小平夫人

手首を痛めたことが原因で引退を余儀なくされたり、

不調におちいったプロはたくさんいます。

丸山茂樹さんの米ツアー撤退・引退は、手首の故障が原因。

 

記憶に新しいところでは、元賞金王の古閑美保さん。

 

現役では、人気の高い、藤田光里が手首の故障で不調におちいり、シード陥落。

 

筆者の周りでもクラブ対抗戦などに出場していた、トップアマが手首を痛めて、競技ゴル出場だけでなく、

ゴルフそのものを止めた人もおられます。

 

手首の故障の原因は? 上級者編。

プロ・上級者の場合は、練習量とスイングが関係しています。

共通しているスイングの特長は、

アドレスでできた手首の角度を変えず、

インパクトでは、グリップエンドを左足の前で止めて、

ヘッドを走らせる。

インパクトで右手首が「くの字」になる、いわゆるハンドファーストの形が

ヘッドスピードを上げ、しかも、方向性も高める、ゴルフスイングの基本形です。

 

しかし、手元をロックしてヘッドを走らせるスイングは、手首に大きな負担がかかります。

特に左の親指の付け根付近は。

 

バックスイングで振り上げたクラブは、ダウンでは勢いがつき、

その勢いがついたクラブのグリップエンドを身体の中心部で止める。

その時、衝撃で手首と親指の付け根は悲鳴をあげます。

 

平均飛距離が300ヤードの松山英樹の手首が受ける衝撃は、

もの凄いものだろうと、今更ながらに感じています。

 

松山英樹やプロ、上級者たちは、

手首に負担がかかるスイングで毎日のように練習をしています。

 

特に松山英樹は、練習の鬼だそうです。

 

ネットの投稿記事で

「松山選手、たまには練習もほどほどにして、ゆっくり休んでくれ、そのほうが、勝てるのではないか」

と、心配したファンの記事を見つけ、

「同じことを考えるファンもたくさんいるんだ」___と筆者もひどく納得。

 

とここまでは、上級者が手首を痛めやすい原因を書いてきましたが、

これからが、初心者やシニアゴルファー編です。

手首を痛める原因。 ビギナー・シニア編。

ビギナーゴルファーが手首を傷める打ち方、2大原因

 

1 アイアンショットの練習時

 

2 ドライバーの練習時

 

1 アイアンショット練習の場合

ダフリショットがほとんど。

 註)ダフリ = ボールの手前を打つショット

多くの練習場では、コンクリートの上に、人口芝マットを敷いています。

そのため、ダフリショットの場合、大きな衝撃が手首にかかり、痛めてしまいます。

 

ダフリが出る要因

①ダウンブローの意識が強すぎ、打ち込みすぎ。

註)ダウンブロー =  クラブの最下点がボールの先になる打ち方

②左腕のローテーション(回転)がない。

インパクトで左上腕部が左に回らずにダフった場合、
衝撃はすべて、左手首、特に親指付け根に集中。

2 ドライバーの場合

ほとんどが、上腕部のローテーション不足。

ゴルフ初心者や飛距離アップが目標のシニアゴルファーは、

ドライバーばかりを練習しています。

(むろん、シニアの場合は、体力のある人に限りますけどーーー失礼)

 

初心者の場合、ほとんどの方が、アウトインの軌道で

腕のローテーションをしていません。

(それがスライスが出る原因でもあります)

 

イメージして見てください。

リストターンが手首を守る

綺麗なローテーション

アドレスで手首をロックして、バックスイングする。

次に、ダウン・インパクトのとき、左腕を外に回さないと、手首の甲側がボールと正対して当たる。

 

すると、ボールから受ける衝撃は、すべて、手首そして、親指の付け根に集中してしまいます。

 

プロや上級者が故障するのは、人並み外れたヘッドスピードがあってのことです。

アマチャゴルファーの遅いヘッドスピードでは、故障の原因にはなりません。

 

プロや上級者が、インパクトにローテーションを入れているのは、

ボールの衝撃を防ぐことにもつながっているのです。

 

寒い時期は故障が多発。手首の故障を防ぐには?

寒い時期のゴルフでは、スイングでの怪我や故障が多くなりがちです。

寒い時期は、怪我を防ぐためにストレッチをやることが必須になります。

通常のストレッチを行った後、クラブを2.3本もって、素振りをする。

それだけで、大きな効果があります。

そして、技術面では、故障の原因編でご紹介した、

 

ダフリやローテーションのことを意識して打つ。

 

具体的には、

アイアン・ドライバーショットとも、体重移動を行う。

積極的に腕をローテションさせる。

 

二つのことを意識するだけで怪我のリスクは大きく減少します。

楽しみにしていたゴルフ、そこで怪我をすると、本人は勿論のこと、

同伴者にも迷惑や心配をかけてしまいます。

ゴルフは自己責任のスポーツです。

くれぐれも、怪我の無いように、この記事でご紹介したことを

念頭に置いて、ゴルフを楽しくプレーしてください。

 

ゴルフが貴方の精神安定剤になることを祈りつつ、終わります。

 

この記事がお役に立てば幸いです。







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