ゴルフの話題の中でチョコレートという言葉を聞いたことがありますか?
チョコレートとは、ゴルフ用語ではなにかを賭ける、いわゆる「握り」のことです。
いつものゴルフ仲間といつものコースでラウンド。
おまけに打ちっぱなしに行っても顔なじみばっかり。
練習やラウンドでも同じミスばかり。
もう一つおまけに、スコアも変わりばえせず。
なんだか、近ごろゴルフにハマったときのような、ラウンドでのワクワク感がなくなった。
そんなことを感じる貴方は、ゴルフがマンネリ化しているのかもです。
そこで今回は、ゴルフが最近面白く感じなくなったな!と感じた時にやれば、
ゴルフの面白さや魅力を再発見できる、チョコレート=握りの方法のほか、
いろいろな楽しみ方をご紹介してみます。
Contents
競技ゴルフでドキドキ、刺激を味わう
競技ゴルフの緊張感は「半端ない」。
貴方が、ゴルフでドキドキを味わいたいなら、一押しです。
初めて競技ゴルフに参加した場合、スタートホールで名前を呼ばれて、ティーアップするとき、足と手が震え、ボールをティーに乗せることができなくなるほどです。
そんな緊張感は普段の仲間内のゴルフでは絶対に味わえません。
プレッシャーの中でのショットは、アドレナリン出まくりで飛距離はいつもの○○ヤード増しがでる。
かと思えば、ミスショットがひとたび出れば、負の連鎖で地獄を味わう。
この快感と挫折感を味わえるのが、最高のだいご味・楽しさです。
ーーーーチョット、ナルシスト気分も味わえます。ーーーー
競技ゴルフに出ると、ルールやマナーを学び、目標もできるため、イイことづくめです。
競技ゴルフに参加するには
ホームコースをお持ちの方は、クラブ選手権や月例会など、各クラブごとにいろんな競技会があり、参加は自由。
ホームコースがない方は、ゴルフコースやゴルフ団体などが主催するオープンコンペに参加することが可能。
ゴルフコースや練習場にいくと、競技会開催の案内などが掲示されていて、申し込みも受け付けてくれます。
分からなければ遠慮なくスタッフさんに尋ねましょう。
仲間で参加するもよし、腕試しに一人でエントリ-するでも良し。
競技ゴルフに参加して、しびれる程の緊張感を体験してみましょう。
きっと、ゴルフの新しい楽しさを再発見できることでしょう。
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ラウンドを面白くする「握り」あれこれ
チョコレートの品数は、もとい、握りの方法はあれこれ。
握りのやり方、呼び方は地域によって、いろいろありますが、ここではよくやられている代表的な方法を上げてみます。
ゴルフのトリビアチョコレートの語源= チョコレートとは、何かを賭けてゴルフをプレイすることで、「握り」とも言います。
以前はゴルフプレイに刺激を加えるためにチョコレートを賭けていたのが、やがてコインになり、さらに紙幣に取って代わりました。賭けゴルフに応じるために握手をすることから”握り”という言葉も誕生しました。
もちろん今では、お金をかけるのは禁止。ランチや飲み物代をかけるのが一般的です。
ポピュラーな握り
握りの方法は、それぞれでアレンジする場合がたくさん有るので、比較的よくやられている握りを上げてみます。
名前 | 対戦方式・特徴 | 方法 |
スクラッチ | ハンデなし、個人戦 | ストロークの差が勝ち負け。実力が同じ仲間とやる。 |
タテ・ヨコ | タテはストローク、ヨコはマッチプレー | タテは、ストローク、ヨコはホールごとの勝ち負け。個人戦。 |
オリンピック | 金銀銅鉄のメダルでポイントが変わる | グリーン上のパット戦。金4、銀3、銅2、鉄1。1パットで入れると全員から、それぞれの点数を獲得。 |
お友達 | 2人一組のチーム戦 | お友達になった人のスコア合計で勝敗。お友達は打順やティーショットの落ち場所(右・左)で決める。 |
ラスベガス | 2人一組のチーム戦。 計算が面倒で大差がつきやすい。 |
各組いいスコアが10の位、悪いほうが1の位で計算。 ホールごとの差が勝ち負け。 |
プッシュ | 個人戦。プレッシャーがかかる。 | 負けている人が勝っている人にプッシュを宣言。受けると勝てば、従来の負けはチャラ。引き分けならイーブン、負ければ倍。 |
サオイチ・スナイチ | バンカー・グリーンで加点。 | バンカーからオンして「スナイチ」と宣言して1パットで入れると全員から1点獲得。1ピン以上ある距離を1パットで入れると「サオイチ」で1点獲得。3パットの場合罰金あり。 |
ピン・ポン・パン | グリーン上で加点 | 最初にグリーンに乗せた人「ピン」ピンに一番近い人「ポン」最初にカップインした人「パン」それぞれ1ポイント獲得。 |
スキンズ | ベストスコアが総どり | 各ホールのベストスコアの人が総どり。他の人から1点獲得。 タイスコアの場合、キャリーオーバー。 |
上の表では、代表的で比較的わかりやすい方法を紹介しましたが、ほかにもたくさんあるようです。
初心者の方や握りをやったことがない人は、握りに詳しい人に計算は任せたほうが良いでしょう。
なにしろ、複数を組み合わせてやる場合、計算するのが複雑で、自分のスコアはガタガタになる危険性が高くなるからです。
独自ルールのラウンドを楽しむ
ベテランゴルファーや上級者が良くやっているのが、いろんな独自のルールを決めて楽しんでいることです。
例えば、「今日のラウンドは、ドライバーを使わない」
逆に「ティショットは必ずドライバーを使う」
「ホールごと、使うクラブを1本にする」
「アプローチはウェッジ一本しか、使わない」etc。
仲間同士での遊び方としては、2人一組でのチーム戦やラウンド中に英語を使うと罰金など。
楽しみ方は、いろいろあります。
握りを参考にして、仲間と相談してアレンジのルールを決めるでも良し。
遊び心さえあれば、どんなことでも握りの対象になり、楽しめること請け合いです。
まとめ
ゴルフがマンネリ化して面白く感じなくなったら、遊び方を工夫する。
長年ゴルフを楽しんでいる人たちは、いつもゴルフに新鮮さを求めているな、と筆者は感じています。
この記事でお伝えしたのは
アスリート系ゴルファーの方は、競技ゴルフに参加してしびれるような緊張感を味わい、
それを、楽しみにすること。
エンターテーメント系ゴルファーの方は、楽しみ重視でラウンドごとに握りを替えて見たり、
独自のルールでラウンドしたりと、常に新鮮な気持ちでゴルフに取り組むこと。
ライバルに握りで負ければ、次のラウンドは「絶対にリベンジするぞ」という気持ちが湧いてきて、
打ちっぱなしでの練習にも力と工夫が生まれます。
遊びの要素を上手に取り入れることで、ゴルフが益々楽しくなることは間違いありません。
なにせ、40年以上ゴルフをやってきた筆者が、全く飽きていないのが証拠です。
ただし、遊びに夢中になり、マナーやエチケットがおろそかになるのはご法度です。
マナー・エチケットについては、以前の記事 ゴルフ初心者がコースデビュー前に覚えておくべきマナーエチケットを
読んでみていただければ幸いです。